耐震建築論の文化史 1970年前後まで(上・下巻)
新たな営造形式を求める人類の欲望が, 地震対策問題を生じさせる。本書は古代から耐震の‘現代’が始まる1970年前後までを主対象に, 原資料に即し各時代相・地域相, 登場の英雄群像を記述した‘建築と地震’のアンソロジー。1800年代末期から活発化する日本と遅れた米国西海岸での動き, さらに国際化への歩みなどが詳細にたどられる。そして地震大国日本において、古代からその研究・教育に従事してきた人々を紹介しながら、その耐震構造解析が1970年代までにどのように変化してきたかなども文化史という捉え方でまとめた上・下巻併せて1,400頁の大作。
【著者】 |
滝澤 春男 【著】 |
【定価】 |
22,000+税 |
【判型】 |
B5判 |
【頁数】 |
上巻656下巻768ページ |
【ISBNコード】 |
978-4-86345-391-3 C3020 |
【発行年月日】 |
2018/11/15 |
【ジャンル】 |
理工・自然科学 |